ドライアイ

当院での対応と特色

ドライアイに対しては点眼薬による治療が一般的ですが、当院では涙点プラグを用いた治療も行っています。さらに、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射する最新の治療も導入しました。

ドライアイとは?

涙の分泌量が減ったり、涙の質が低下したりすることにより、目の表面を潤す力が低下した状態の事です。加齢による涙腺の機能低下がその一因ですが、年々増加傾向にあります。症状が進行すると、日常生活の質を著しく下げることがしばしば起こります。

症状

目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の不快感を生じます。これは特にエアコンの効いたオフィスで、パソコンの画面を長時間見続ける人に多く見られるようです。さらに最近では、スマートフォンの普及等も要因の一つとなっています。

治療(保険診療)

症状が軽い場合は、潤いを持たせる点眼薬で緩和させることができます。人工涙液、ヒアルロン酸製剤等が用いられます。さらに、涙の出口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙の生理的な排出を遮断するような治療を行うこともあります。

治療(自費診療)

IPL(Intense Pulsed Light) という特殊な光をマイボーム腺に照射します。通常は3週間ほど空けて4回程度照射します。治療の対象となるのは、点眼治療等でも改善しない難治ドライアイの方です。適応かどうかは医師が判断します。

厚労省の承認を受けた最新機器を使用しています。